六万石の城下町西尾市の夏を彩る「西尾祇園祭」は、毎年7月中旬に開催されます。
かつて西尾祇園祭では祭りの前夜に提灯を灯し、本番に向けて気運を盛り上げる町単位の「町ぞろい」が行われていました。2015年よりこれを復活させ、本町通りを会場に、祭礼道具をはじめ、各町に伝わる祭り道具を揃えて披露します。
約400年の伝統をもつ西尾祇園祭の見どころは、何と言っても土曜日に開催される「祇園祭」。伊文神社から西尾城内の御剱八幡宮まで神輿の渡御が行われ、その下をくぐると病気にかからないといわれています。
また、旧城下の町からは肴町の大名行列や中町の大屋形、天王町の神楽獅子、吾妻町の親子獅子などの練り物が出て、夏の宵祭りを彩ります。
その他、中心市街地では市民総踊り「おどりん西尾!!」や六万石フェスが行われ、 3日間を通して祇園祭という祭り本来の姿を楽しむことができます。