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豊田市
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豊田市美術館
(とよたしびじゅつかん)

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※各種イベントにおいて、内容の変更や中止・延期される可能性がございます。
最新の情報を公式サイト等でご確認の上、お出かけください。
  • 豊田市美術館
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豊田市の市街地を一望できる城址に建つ美術館。ここは「七州城」と呼ばれた旧挙母藩の城があった所です。美術館自体がまるで作品のような洗練された雰囲気をもっていて、屋外にも作品を展示してアート空間を演出。白を基調とした明るい館内は、洗練された心地よい空間が広がり、ゆったりとした気持ちで過ごすことができます。 収蔵品は、近代から現代まで、国内外を問わず幅広く集められています。従来の美術館イメージにとらわれることなく、斬新な企画展も多数開催される点も特長のひとつ。作品にあわせた空間づくりのできる展示室もあり、作品の魅力を最大限に引き出せる美術館となっています。 また、隣接して「高橋節郎館」があり、漆工芸作家・高橋節郎の作品を紹介しています。漆のパネルや屏風、書、版画などを展示。漆装飾されたピアノやハープ、クラリネットといった楽器は一見の価値があります。

屋外には大きな池のある庭園が整備されており、水と緑の空間は、市民の憩いの場となっています。

__展覧会情報__

コレクション展「増殖とループ」
2024年6月1日(土)~9月23日(月・祝)

コレクション展「増殖とループ」

日常において、反復する行為や状態が続くことは否定的に捉えられることがあります。しかし視点を変えれば、単調な繰り返しにみえる営みも少しずつ異なることや、また線が点の集合であり、平面も無数の線や面の集合体であることなどに気づきます。本展では、まぶたの皮膚をうつしたジュゼッペ・ペノーネの《まぶた》や、無限に近いほどの原子が集まった巨大分子を模したトニー・クラッグの《分泌》ほか、雄大な循環を視覚化した野村仁《アナレンマ:惑星》、徳冨満やルーチョ・フォンターナなど三次元空間の広がりをもつ作品など、増殖し拡大する、または繰り返される構造をイメージさせる絵画・平面、版画、立体作品を展示します。一見無味な事象が重なり合い、多様な表現を生み出す妙味をおたのしみください。

コレクション展「増殖とループ」

[観覧料]
一般300円(250円)/高校・大学生200円(150円)/中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※ 高校・大学生は、学生証をご提示ください
※ 次の方は観覧料が無料になります(要証明)
・障がい者手帳をお持ちの方(介添者1名)
・豊田市内在住又は在学の高校生の方
・豊田市内在住の18歳以下の方(満18歳から最初の3月31日まで)
・豊田市内在住の満70歳以上の方
その他、観覧料の減免対象者及び割引等については、公式サイトを確認ください
※ 7月13日(土)以降は、「エッシャー 不思議のヒミツ」展の観覧券でご覧いただけます

展覧会「エッシャー 不思議のヒミツ」
2024年7月13日(土)~9月23日(月・祝)

展覧会「エッシャー 不思議のヒミツ」

同時代のアートのみならず過去の美術からもインスピレーションと影響を受けたマウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898-1972)は、幾何学的な構成と厳密さを追求して、視覚芸術の本質に迫る作品を生みだしました。多才で先進的なこの芸術家は、幻視的イメージや錯視を用いた作品で独自の芸術世界を創造した存在であったと言えます。エッシャーが自身の独創的な世界を形づくる鍵を見出したのは、数字や幾何学、数学の世界においてだけではありません。奇想の天才として、芸術的言語を幅広く駆使し、それらを融合させて魅力的な新しい道を切り開いたのです。この点で、エッシャーは美術史における例外的な存在であり、幅広い層の人々の関心を惹きつけてやまない人物だと言えます。

展覧会「エッシャー 不思議のヒミツ」

本展では、エッシャーがサミュエル・イェッスルン・ド・メスキータに師事していた頃のアール・ヌーヴォーにインスピレーションを得た作品をはじめ、イタリア滞在時代の作品も含めた約160作品を展観します。あわせて、エッシャーの不思議な世界に入り込むことができるさまざまな体験展示が会場のあちらこちらに用意されています。それらによって、エッシャー作品の根底にあり、新しい世代のあらゆる分野の芸術家に刺激を与え続けている数多くの遠近法的、幾何学的、構成的パラドックスと能動的に関わるという、貴重な機会を提供します。

[観覧料]
一般1,700円(1,500円)、高校・大学生1,200円(1,000円)、中学生以下:無料
※( )内はオンラインチケット、前売券及び20人以上の団体料金
※ 次の方は観覧料が無料になります。(要証明)
・障がい者手帳をお持ちの方(介添者1人含む)
・豊田市内在住又は在学の高校生の方
・豊田市内在住の18歳以下の方(満18歳から最初の3月31日まで)
・豊田市内在住の満70歳以上の方
※ その他、観覧料の減免対象者及び割引等については、ウェブサイトをご確認ください。

企画展「しないでおく、こと。-芸術と生のアナキズム」
2024年10月12日(土)~2月16日(日)

企画展「しないでおく、こと。-芸術と生のアナキズム」

芸術=創造とはそもそも、いまだ了解されない認識や知覚の領野を拡張していく営みです。ゆえに芸術とは、「芸術」として名づけられ、一つに回収されてしまうことへの抵抗をあらかじめ含んでいます。このことは、未知未踏の領野を取り込み制度化することで国⼟や資本を拡張してきた近代以降の思考自体への抵抗になぞらえることもできるでしょう。この制度化され、統治されることへの抵抗・逃⾛の姿勢=アナキズムに芸術の本来的な力を認め、その可能性を問うことは、硬直化した社会そのものを突破する契機にもなるのではないでしょうか。

近年、芸術を含むあらゆる場で、旧来の制度や差別への連帯闘争が試みられています。それらは切実な抵抗の態度であり、私たちを鼓舞する重大な拠り所となるものの、ゆえにこそ小さな個別の差異を均してしまう危うさと隣り合わせにあるものともいえます。このギリギリの状況において、私たちの個々の表現や⽇常的な振る舞いは、いかに⼀つに回収されることなく共存し、それでも抵抗の力を持ち続けることができるのでしょうか。そのそれぞれの試みがアナキズムの実践だといえます。

豊田市美術館 企画展「しないでおく、こと。-芸術と生のアナキズム」

19世紀末、近代化と背中合わせに気運の⾼まったアナキズム運動に共感した新印象主義の画家たち。第一次世界大戦と前後して、社会の中心から逃れ、スイスのモンテ・ヴェリタに集った芸術家を含む様々な思想の持ち主たち。第二次世界大戦後、急進する資本主義体制をかいくぐり日常の革命を試みたシチュアシオニスト・インターナショナルとその重要メンバーのアスガー・ヨルン。ソ連時代から現在まで、野外や自室で非公式芸術としてのアクションを展開し続けるロシアの集団行為。さらに自宅での制作と自主展覧会の運営を実践したマルガレーテ・ラスペや共同スタジオを運営するコーポ北加賀屋の面々、アーティスト集団のオル太や、生活も制作も発表もそれらの場所も、全てを自在に往来し続ける大木裕之。

本展では 芸術と社会にどっぷりと関わりながらも軽やかに抵抗・逃走し、あえて「しないでおく」ことの可能性も含めて生き、創造する人々の実践を紹介します。

企画展「しないでおく、こと。-芸術と生のアナキズム」

[観覧料]
一般1,500円(1,300円)/高校・大学生1,100円(900円)/中学生以下無料
※ ( )内は20名以上の団体料金及び前売り券料金
※ 前売券の詳細及び観覧料の減免対象者及び割引等については当館ウェブサイトをご確認ください

関連イベント
講演会、展示室でのゲストトーク、パフォーマンス、担当学芸員によるギャラリートーク等を予定。詳細は、当館ウェブサイト、SNS等でお知らせいたします。

動画ギャラリー

概要

所在地
〒471-0034
豊田市小坂本町8-5-1
料金
常設展:一般300円[250円] 高校・大学生200円[150円]
[ ]内は20名以上の団体料金
小・中学生 無料。企画展は都度定めます

障がい者手帳をお持ちの方(介添者1名)、豊田市内在住又は在学の高校生及び豊田市内在住の75歳以上は無料[要証明]、その他、観覧料の減免対象者及び割引等については豊田市美術館ホームページをご確認いただくか、美術館へお問い合わせください。
※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください
営業時間
10:00~17:30
(入館は17:00まで)
電話番号
0565-34-6610
駐車場
無料 250台(普通車243台、大型バス7台)
トイレ
定休日
月曜(祝日は除く)、設備・保守点検・展示替え等の期間、年末年始
関連リンク
豊田市美術館公式サイト
豊田市美術館公式Twitter(@toyotashibi)

見どころ

【レストラン七州】
美術館の大池や市街地を一望できる絶景スポットで、ティータイムやランチを楽しめます。春には桜、初夏にはカキツバタの風景も加わります。観覧券がなくても利用できます。

【ミュージアムショップ】
美術館の楽しみのひとつが、ミュージアムショップでのお買い物。斬新なデザインのグッズに出会えたり、探していた本を見つけたり。オリジナルグッズも充実しています。

【茶室「童子苑」】
数寄屋造りの茶室と、風流な日本庭園の落ち着いた空間が広がっています。テーブルと椅子でお茶をいただく「立礼席」で気軽に楽しめる茶室です(お菓子付き一服350円)。

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アクセス方法

  • 電車

    電車でのアクセス

    ◎名鉄豊田線/三河線「豊田市」駅下車。徒歩約15分
    ◎名鉄三河線「上挙母」駅下車。徒歩約20分
    ◎愛知環状鉄道「新豊田」駅下車。徒歩約15分

  • 車

    車でのアクセス

    ◎東名高速道路「豊田IC」より約15分
    ◎東海環状自動車道「豊田松平IC」より約15分
    ◎伊勢湾岸自動車道「豊田東IC」より約20分

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